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お住まい訪問

No.09 ピアノの演奏を楽しめる暖かい家

取材日:2011.09.15

コンテナガーデニングを

1年半ぶりの訪問で、門扉やサイクルポート、足元に花や植物を配置して優しいアプローチを演出されていました。
元々が畑だった土地なので、水はけが悪く生活しにくかったようです。透水管を敷いて少しだけ上の土を入れ替えるという工事を行われ、現在はコンテナガーデニングを楽しまれているようでした。

夏でも涼しい

室内のエアコン設定は28℃、温湿度計26.9℃で64%で一歩入ると涼しく感じました。夏は2階の温度が35℃前後まで上り暑かったそうなので、熱気を逃がすためにもトップライトを活用していただきたいところ。
しかし階段上部に設けた手動開閉だったため扱いにくく、背が高くない奥さんには苦痛・・・。
ご主人任せでは昼間の開閉もままならないので、施工を担当した菱和建設のアイディアでスティックを壁沿いに固定してフックを回せるように工夫されていました。

上部のトップライトに打ち付ける雨音が癒し

働きに出られているので、家事は効率よくがモットー。洗濯や食洗機は深夜料金の時間帯、掃除も朝8時までに終わらせるとか。
節約を考えて実行されているようですが、出勤前のわずかな時間も賢く使われて頭が下がります。
インナーサッシがついているので、外の音が殆ど聞こえない静かなLDですが、雨が降ると上部のトップライトに打ち付ける雨音だけが聞こえてきて落着くそうです。

ご主人も大満足

ピアノや楽器を演奏したいという要望での家づくりに、厚い外壁に防音効果の高い断熱材セルロースファイバーを充填し、インナーサッシを備えました。でも実際ピアノを弾いてみるとMさんの期待に足りません。
防音マットを敷き、背面の壁に防音パネルも挟んでみても外に洩れるのが気がかりでした。
簡易的な測定器で測ってみると40~50dBだったそうです。ちなみに40dBは静かな住宅地の昼や図書館、50dBは静かな事務所やクーラーの室外機の始動音レベル。戸外の雑音に紛れる程度だと思いますが、期待に添えなかった部分はこれからの課題です。
LDKの床壁天井や建具を防音室仕様にするのは現実的ではないので、ピアノを置く位置やサッシの位置など考慮が必要で、振動を断ったりや反響を遮るなど複雑な要素が沢山あるようですね。
現在はMさんも細やかな配慮をしながら、子供達にピアノを教え、マナーの範囲内で演奏を楽しまれています。
ご主人も冬場に起きて暖かい、帰ってきても暖かい住まいに満足されています。

施工概要

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