台風18号 瞬間最大風速60mを超え、広島で猛威を振るう!?

●Mホーム・・・2×4の耐震性も...

●Dハウス・・・軽量鉄骨は無残に!右は下のSハウス

●Sハウス・・・左半分が壊された元高級住宅

↑壊される前の面影・・・

 


平成16年9月7日、超大型で広島気象台始まって以来の「瞬間最大風速60メートル」を記録した、『台風18号』がやってきました。

翌日の広島の住宅写真です!

しかし、この写真は台風の突風でこうなった訳ではありません。実は・・・

 

住宅総合展示場の解体作業と台風の来襲がちょうど重なった結果、このような無残な姿をさらしていました。

《撮影:若本修治》


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この総合住宅展示場がオープンしたのが、平成9年
プレハブメーカー十数社が揃う住宅展示場として、開発が始まった広島西部の大型団地開発(西風新都)に近い場所で、多くのお客さんを集めました。

その後、Kハウスが住宅事業を撤退し、Nハウスは破綻、虫食い状態となって、オープン5年後には7つの展示場だけが残されていました。そして、とうとう・・・
跡地は、九州から上陸したローコスト住宅メーカーが単独で利用するという噂が・・・

この建設コスト、ここで開催された数多くのイベント費用、テレビコマーシャル、新聞広告、月々の賃料、営業マンを始めとして社員の人件費、そして最後の解体費用に至るまですべて展示場で家選びをしたお客様の財布から出ていることを、ここで再確認したいところです。

解体現場をもう少し見たい方は、こちらをクリック