No.13　家族が集う小上がりダイニングのある家

この度お伺いしたN様のホールには秋らしい飾りと贈呈した家の模型が置いてありました。便利な立地の再開発地区に早々と入居が叶ったN様のお住まいは、インナーガレージを備えたボリュームのある建物です。旭ホームズ施工で今年1月にお引渡しし、冬から夏を体験されたお話をお聞きしました。

お気に入りの空間と家族のルール

｢思ったとおりの家です｣と言われるNさんの一番気に入っているDK空間は、他社のモデルハウスで見た小上りのダイニングで、堀込座卓になっています。
コーナーには子供さんが勉強できる机があり、キッチンに立つとダイニングに座っている家族と目線が近く、一人で過ごす時間もこの場所が多いそうです。
計画時からダイニングにはテレビを置かないと決められていたことに感心したのを覚えています。
やはり子供達から文句が出るようですが、食事中は会話を愉しむ、テレビを観たければ早くごはんを食べるなど、単身赴任中のご主人の代わりに家族を見守るNさんの躾けや家族の繋がりを考慮した温かいルールです。

ガレージ上の広いルーフバルコニーはたっての希望通り、布団干しや子供の遊び場として使え大満足だそう。子供部屋はアコーディオンカーテンでゆるく仕切って成長に合わせた使い方が出来ます。

節約節電の工夫と楽しみ

訪問時の温度は25℃湿度40%、窓を開けず冷房に頼ることもありませんでした。夏の過ごし方は、必要な場所だけエアコンを使用し、夜にはトップライトから熱気を逃がすことも実践。
ダイニングと2階の勉強部屋だけエアコン使用可能というのもルールで、子供達は必然的に勉強部屋へ集まり、Nさんもそこで一緒の時間を過ごすそうです。
しかしながら日中在宅時は窓を開けて扇風機をまわし夕方からエアコンをつけるそうなので、高気密の建物だからこそエアコンを付けたままで家全体を冷やせばいいかもしれません。

日課となっているのがソーラーパネルのエネルギーモニターのチェック。
毎日発電と使用量を確認し、昨日より今日は減らそうと意識でき、数字で認識できるのはいいですね。
参考に教えていただいた８月の電気内訳は、売りが27,000円、使用が6,200円。冬の蓄熱暖房使用時の電気料が一番高く16,000円だったそうですが、他の器具を使わずに済んだようなので羨ましい限りの室内環境です。
食洗機や洗濯は深夜時間に利用して、さらに庭や家の周りに畑を作り野菜を収穫するなど、節約節電を楽しまれるゆとりがおありです。

気になる周辺環境の今後

あたりは様々な外観の家が建ち並ぶ建築ラッシュ、道路も整備途中で回り道をせず駅に直接行けるようになれば便利だと楽しみにされています。
地域が活性化するための再開発、山や麓にあるお寺の背景を生かした風情のある景色になればいいなと、私の身近な町なだけに願わずにはいられません。