広島で「家づくり」のお悩みごとを丁寧に解決していく(コンストラクション・マネジメント)CMサービスです。

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よくある質問

大手住宅メーカーと商談中ですが、相談に乗っていただけますか?
当サービスに相談される方の多くは、すでに住宅展示場に行き、大手の営業攻勢にさらされています。キャンペーンなどを理由に契約をせかされ十分な検討時間をもらえていないかも知れません。まずは拙速に結論を出さずに、プランや見積書などを持参ください。当社のほうでチェックし助言することは可能です。(無料)
実際に相談者にヒアリングしていくと、ほぼ間違いなくプラン上の問題や不透明なコストが見つかります。 それでも「大手の安心」を選ばれる方は、第三者の検査のみお勧めし助言は終わります。しかし、ほとんどの場合はご要望を整理し、およそ一週間後に別のプランを提示させていただきます。プランを比較された人は、まず大手との契約は先延ばしし、第二案、第三案の提案を期待されます。(ここまで無料)
多くはここから当社サービスのスタートです。
設計コンペなどを行う『住宅プロデュース』とは違うのですか?
住宅プロデュース会社の多くは、企画会社やベンチャー企業など、異業種からの参入がほとんどです。
「建築家」の知名度やイメージを利用し、オリジナルな空間を売り物にします。もしあなたが「住まい」ではなく「オブジェ」を建てたいのであれば、このようなサービスを利用されてもいいでしょう。
当サービスは、建築家の名を売る会社でも、雑誌に掲載される住宅を志向する会社でもありません。
ユニクロや無印良品のように、「確かな品質の商品を安く、しかもちょっとセンスよく」という消費者のニーズをサポートするサービスです。当社では、オートクチュールやプレタポルテのような高価なブランドや著名なデザイナーは、普通の家づくりには不要だと考えています。
また、住宅プロデュースの費用は、施主が建築工事費とは別に負担しなければなりません。
彼らがプランをつくってくれる訳ではないので、設計料も別に掛かるのです。金額の多い少ないは別にして、何ヶ所へも支払いが発生し「住宅ローン」の中に含めないとしたら・・・ その手続きも支払いもすべて着工前や工事途中に発生するものです。
ただでさえ大変な家づくりに、精神的・経済的負担やリスクが増えませんか?
建築家や設計事務所の業務とどう違うのですか?
施主の要望を聞いてプランをつくり、競争入札を実施する。これだけを聞くと、設計事務所の人たちも「僕たちだって同じことをしている。いったい何が違うの?」と不思議がります。なかには、住宅プロデュース会社が運営しているコンペサイトと間違って「登録参加したい」という設計者や、自分の設計図書で、工務店探しや競争入札実施の代行をしてくれる外注先と勘違いする人さえいました。
無印良品のポスターを手掛ける新村則人デザインの弊社ロゴマーク分かりやすくするために『無印良品』で考えてみましょう。建築家や設計者は、無印良品が扱う商品の企画やデザインなどを行う「フリーランスのデザイナー」のようなものです。企業に所属せず、自分たちの感性や美的感覚を武器に「意匠デザイン」を提供するプロです。
当社サービスは、そういったデザイナーにデザイン画を描かせて、適正な価格、品質で製造できる会社を手配する、いわば本社機能です。
デザインも重要な要素ですが、販売価格や製造原価、製品の品質など、最終消費者に渡るまでのマネジメントとコーディネートが主業務です。
ファッション業界や広告(グラフィック・映像制作)業界、工業デザイナーなど、他の業界では「意匠デザイン」をする人と、実際の製作(制作)段階の品質・コストの「マネジメント」をする職能は分かれているのが自然の姿です。
特に住まいの場合は、デザイン優先でこれまでの生活様式とかけ離れた「空間」に無理して住むよりは、その家族にあったライフスタイルを提案したいものです。また限られた予算を有効に利用できるように、「設計料」のようなまとまった出費は出来るだけ抑えるようにしたいという発想で運営しています。
自分が気に入った工務店やハウスメーカーでもサポートしてくれますか?
当サービスはお見合いと同じで、ご自分で相手を選ぶのに自信のない方、出会いの少ない方、複数の中から比較して選びたい方などに対して、提供しているサービスです。
従って「気に入った会社がある」という『相思相愛』の関係に割って入る野暮はしません。
気に入られた工務店に限らず、当サービスの登録工務店、それ以外の会社でも「ここで建てたい!」という会社があれば、そちらに直接お話しいただいたほうがいいでしょう。
恋愛と同じで、「どうしてもこの人と・・・」いうところに、別のお見合い相手を紹介することも、付添い人としてデートに割って入ることも、相手にとって愉快な話ではありません。
(ハンサムで好みだけど、人間的には信用していないという裏返しとなります)
結婚してみたら、「どうしてもこの人と・・・」というのが「どうして、この人と・・・?」に変わるかも知れませんが、それはご自身が恋愛で選んだ人なので、誰にも愚痴はこぼせませんね?!(苦笑)
同様に、当社はどれほど一目惚れしようとも「一旦冷静に判断して下さい!」という立場です。
実際には結婚と同様に、「結婚式」までの恋愛プロセスよりも、「結婚後の家庭生活」のほうが大切です。
住宅建設も「どの会社と契約するか」よりも、建物のデザイン・生活しやすい間取り・快適な性能などが大事です。入居後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも・・・
そして、当社が最も大切にすべきだと考えるのは、着工後の建築プロセスです。
建築現場は、すべて条件の違う屋外で、数十人の職人・作業者が組立作業をしています。全てが設計図書通り、施主のイメージ通りに取り付けられるとは限りません。同じ工務店であっても、現場監督によって、また大工さんによって品質も変わってきます。だから現場でのピアチェックや検査体制が重要だと考えています。
家づくりは、施主とプロ側の情報格差や、ブラックボックスがありすぎます。だから、経験豊富な「仲人役」が、初めてのことで不安や陥りやすい問題を解消するサービスがあれば、お互いが不信感で不幸な結末を迎えることが少なくなると考えたのが、当サービスです。
住宅CMサービスの利用料金はどのようになっていますか?
この料金設定はとても悩み、考えました。ユニクロや無印良品が人気になったのも、商品のデザインや品質が、常識よりもはるかに良心的な価格だったからでしょう。消費者にとって「お得感」や「気軽さ」そして「シンプルでおしゃれなスタイル」があったから多くの支持を集めました。当サービスも建物を含め「いいものは高い」という常識と「工事費に連動する」不透明な価格体系を壊すことで、住宅業界に新風を吹き込もうという発想です。
弁護士やコンサルタント、占い師などのように、いちいち時間で相談料をいただくのも消費者にとって不便です。住宅という大きな買い物であっても、最初は形も成果も見えません。
そこで、納得行くまでの相談とラフプランは無料としました。気に入ったラフプランが出来た段階で、正式にサービスのお申し込みをしていただきます。通常の一戸建住宅であれば、グレードや建築予算に関わらず18万円(税別)の定額で、基本プランの作成、競争入札の実施、見積書のチェック、業者選びのサポート、契約立会い、工事中のチェック、お引渡しの立会いまで、トータルのマネジメントを提供いたします。
(一戸建て専用住宅 50坪までの基本料金)
設計事務所であれば、このような業務は「建築費のおよそ10%」程度となっています。
2500万円の住宅で、250万円が目安です。建設費とは別に用意するのは、資金計画にかなりの余裕が必要です。まとまった費用は、建築費に含めてローンが組めるほうが、施主にとっては精神的にも経済的にも、生活に余裕が持てるでしょう。ちょっと奮発すれば負担できる金額が、当サービスの料金です。
基本料金だけで運営が可能なのですか?
住宅専門のコンサルタントとして、業務の効率化を図りました。戸建住宅しか手掛けないというのも効率化のひとつです。標準化が難しい「店舗」や「集合住宅」そして「リフォーム」は、信頼できる別の方を紹介します。
80対20の法則があるように、家づくりの8割は、重要なポイントの2割を押さえておけば時間も費用も合理化が可能です。CADなどの便利な道具もフル活用!「プランの規格化」ではなく「作業の標準化」を図れる戸建住宅だから、「定額のサービス」でも運営できるよう、企業側の経営努力と新しい発想が求められるのです。
メルマガやブログが、無料サービスによって個人やSOHOなどにも広がりました。新聞やリクルートの住宅情報誌も、個人が負担する料金が手軽なので購読者が増えました。まずは、施主の経済的負担を少なくし、支持を集めるのが先決です。工事費以外の負担が増えたら本末転倒です。また、目に見えないサービスを高くすると、その価値を納得していただくために「集客」や「営業」のコストがかかり、業務のロスも増えます。途中キャンセルされたり、代金が回収できない場合も増え、すべて無駄な作業となるのです。
それが、またサービスの価格を押し上げ「悪循環」になっていきます。設計料が高いのも、ハウスメーカーが高いのも、実はこんなコストを施主が負担しているのです。
住宅や建築などの業界を除いて、世の中のサービスをよくみると、ユーザーの負担は限りなく少なくし、事業者に負担してもらうサービスがたくさんあります。上記のようなサービスや雑誌もそうですし、フリーペーパーや結婚式場無料紹介などもユーザーにとってはとても便利です。事業者にもメリットのある魅力的なサービスであれば、消費者が多くの負担をしなくても済むのです。
当社も、競争入札で落札した会社から手数料をいただくことで、定額低料金のサービスを運営しています。
手数料は工事費には連動せず、床面積に応じたシンプルな料金体系です。
雑誌や新聞広告が「広告スペース」の大きさで、どこに対しても定価を明示できるのと同様です。広告料は一般読者に公開しなくても、媒体資料を取り寄せれば、誰でもその価格を知ることも出来ます。公開していないことで「不透明じゃないの?」と怪しんだり、NHKのように受信料を視聴者が負担されるほうがいいですか?
目に見えない手数料分、建築コストがあがるのではないですか?
手数料自体は、外部に支払う金額にとてもシビアな工務店経営者が、自社で同じ成果を出すよりもはるかに費用対効果が高いと判断し負担するのです。広告料も同じですね。この手数料を工事費に上乗せして建築費が上がるということではありません。なぜなら、それぞれの会社が1棟受注するために必要な設計費用や営業経費が掛からない仕組みなので、利益率を落としても採算が合うのです。まさに経営マネジメントです。
例えば、工務店がハウスメーカー出身の営業担当者を中途採用して、3ヶ月に1棟受注したとすると、営業経費は人件費以外に会社経費や場合によっては広告宣伝費も掛かってきます。しかも1棟も受注できなくても固定負担があります。さらに、プランの作成や見積書作成など、契約するまでは代金の回収できない無償のサービスを続けなければ仕事を取ることが出来ないのです。
このサービスでは、請負契約が決まるまで工務店側に負担がほとんどかかりません。だから、直接工事費以外の諸経費を従来よりも安くできる訳です。難しくいうと、アウトソーシングにより損益分岐点を下げるというビジネスモデルです。入札という「競争原理」が働き、また次回も入札の機会が提供されるという期待もあって、通常よりも価格を抑えた見積金額が提出されます。
業者側から手数料を取ることで利益誘導となりませんか?
企業倫理の問題ですが、新聞や雑誌も広告料を取ることで、記事を捏造したり特定のスポンサーに肩入れするような利益誘導は考えられません。長期的に信用を落とすからです。手数料も、工事金額に影響されない、床面積あたりの公平な単価を事前に決めており、どこが落札しても同じ条件です。
設計事務所で入札を行なった場合、多くは工事金額と連動した料率で設計料が決められます。
しかしこれでは工事金額が下がると自社の利益も減るため、施主の代理人としてコストを圧縮しようという努力が期待できません。当サービスでは、手数料を面積と連動させることで、限られた敷地を有効に利用しようという、施主と同じベクトルで家づくりのサポートをすることが可能です。
また構造計算書偽造などで問題になった、設計事務所と業者との癒着はどうでしょう。
実は「金銭をもらっていた」という問題ではなく「仕事をもらっていた」から業者の言うことを曲げることが出来なかったのです。それも、特定企業からの要望に応えられなければ、自社の経営にも大きな影響が及ぶような関係です。 1社あたりの売り上げ比率が高いから、このようなことになってしまうのです。
当サービスのような「入札の実施側」は、仕事をもらう立場ではなく業者を選ぶ立場です。入札は概ね5社前後が参加し、1社との関係が悪化しようとも、当社の経営には影響はありません。また、施主が選ぶための判断材料は提供しますが、契約先の決定は施主が行うので、業者側から当社への働き掛けは無意味です。
お見合いをしたときに、仲人に働き掛けても大きな力になりませんね。それと同様、本質は「相手が選んでくれるだけの魅力」を提供し続けることです。工務店側にそれを促すのも当社の役割です。それが、工務店のレベルアップや競争力の強化につながり、間接的に工務店の育成・指導が可能となるのです。
完全な第三者として業者と対立し、厳しいチェックだけすることが、必ずしもいい結果は生まないことを、長年の業界経験から知っています。施主も、施工者といい関係でお引渡しを受けたいものですね!
業者のレベルは信頼できるのでしょうか?
当社は、元々住宅業界出身で企業経営のコンサルティング会社です。
実際に、建築の実務経験も積み、数多くの工務店、建設会社、ハウスメーカーを見てきて、その目は確かと自負しています。
独立前に4年間所属した経営コンサルタント会社は、住宅会社の経営指導、営業マンの育成などを専門に行う全国でも有名なコンサルタントの会社で、1日のコンサルタントフィーが50万円でした。
それだけのフィーを払っても成果が出るので全国から引き合いが来ており、多くの優良企業経営者も見てきました。その中で、実際に自分のお金で家を建ててもらいたいと思えるような会社は、やはり5%あるかないかです。こだわりのない施主でも、せいぜい優良な2割の企業の中から選びたいものです。
当サービスを始めるにあたって、住宅専門のコンサルタントとして、自分のお金で家をお願いしても間違いのない会社を選びました。しかも、競争入札や第三者の検査に対しても理解を示す「向上心」のある会社です。否応なしに「競争社会」や「勝ち組負け組み」がはっきりする時代に、当社のサービスに参加することが、営業的なメリットだけでなく、自社の競争力を増すことに気づいた前向きな経営者を集めることが出来ました。
もちろん、技術的にもしっかりした会社です。
工事中の倒産や竣工後の不具合に関する責任の所在は?
このサービスを通さず、通常の工事請負契約を行なう場合と変わりありません。あくまで、お客様の判断で落札した施工会社と、お客様との契約となります。
しかし、登録工務店は当社で簡単な事前審査をし、過去の実績や業界内での評判も確認します。また、 (財)住宅保証機構等の第三者機関の登録業者とし、10年間の瑕疵保証を履行できること、完成保証を求めるなど、施主の不安を取り除く最大限のサポートを行います。
また、工事中も専門の検査機関による検査のほか、当社独自に1現場15回程度の現場チェックを行い、工事の不具合がないよう努めます。仮に不具合が見つかった場合でも、当社が交渉役となって登録工務店に対応させます。
専門的知識を有した上に、継続して次回以降も入札の機会が見込める当サービスだから、工務店側も消費者をごまかすことも、逃げることもしないのです。
転勤もなく、クレームの放置が致命傷となる地元企業ということもあり、アフターフォローも安心です。
大手ハウスメーカーの「安心感」は、その非を相手が認めたときだけです。「転勤」や「経年劣化」「保証対象外」を初めとして、敏腕の顧問弁護士もいるので「非を認めさせる」のは素人の施主では困難を極めます。民間検査機関に対してでさえ、財力にものをいわせて「口封じ」しようとしたディベロッパー社長も世間を賑わせました。残念ながらこんなことは、住宅業界の裏話として決して少なくないのです。
また設計事務所主導のCM方式(分離発注)では、お客様が専門工事業者それぞれと契約を結ぶ方式もありますが、それと比較しても、煩雑さもなく責任の所在も明確です。
建築予定地が福山ですが対応してもらえるのでしょうか?
ネットだけで完結できる業務ではないため、サービスは事務所のある広島市中心に広島県西部のお客様だけに限らせていただきます。自家用車が「福山ナンバー」のエリアは対応できませんが、 「広島ナンバー」の方で遠方の方はご相談ください。
逆に、県外にお住まいの方が、広島への転勤が内定し、住宅を先行取得するというケースはあります。
土地探しから業者選びまで、基本料金でサポートしています。
価格を競争することで品質がおろそかになりませんか?
価格だけで安心し、図面や工事現場のチェックが入らなければ、品質はおろそかになる可能性があります。しかし、素人である施主がチェックしても限界があり、目も行き届きません。また営利中心で、技術に対するプライドや向上心の無い工務店であれば、品質よりも自社の利益を優先にしがちです。
弊社サービスでは、地元でも施工技術に対するプライドがあり、体制も整った工務店を、プロのフィルターを通して登録しています。つまり、目利き役を果たしているのです。
そして基本的に国土交通省認定の第三者検査機関の利用をお勧めしています。
具体的には『住宅性能表示制度』の利用で、耐震性や断熱性能など、9つの項目について全国統一の基準で性能の等級が確認できます。設計図書の事前審査、工事着工後に検査官による4回の現場検査が行なわれ、検査が合格しなければ次工程に進むことが出来ません。
耐震偽造で話題になった『確認申請』とはまったく違う、施工者に厳しい検査なのです。
現場チェック サンプル画面さらに、弊社でも週1回以上の頻度で現場を巡回し、チェックをした上で記録写真を撮ってWeb上で確認できるようにしています。不具合を見つけたらその場で指摘をし、改善指示を行うので、おのずと入札に参加する工務店も品質に対する意識レベルが上がっています。登録工務店の技術力向上、地場工務店の競争力強化をサポートすることで、施主と業者が、ともに喜んでもらうこと、「ミスマッチをなくすこと」が弊社の役割です。
設計事務所が行なう入札とどう違うのでしょうか?
設計事務所も、複数の工務店に対して入札を行います。
しかし、コストに大きく影響を与える仕様や寸法、設備機器などに関しての決定権は設計事務所です。
それではコストを下げるために既製品を使うとか、コストの掛からない施工方法に変更するなど、工務店側の知恵や経験を生かすことがあまり出来ません。また提出される見積書が各社の独自書式になっているため、明細の比較が困難なのです。これでは施主自身がチェックして仕様を選択するということも容易ではありません。結果、トータル金額で判断せざるを得なくなります。
弊社では、公共事業のコストダウン手法としても使われ始めた「VE(バリューエンジニアリング)」という手法に学びました。これは従来の「仕様中心」で見積をさせる方式から、「性能が担保されれば、仕様は施工者側の知恵に任せる」ことで、コストダウンと施工者のやる気を引き出す方法です。
公共事業も「競争入札」だけではコストダウンが限界だったので、施工側も新しい技術にも取組めるなど、その効果は実証されています。
また、見積書の書式、積算数量は弊社が作成し、「共通のフォーマット」により工務店側が値入れします。
こうすることで明細にいたるまで比較が容易となり、
1.相見積書式サンプル競争原理を刺激してさらなるコストダウンが期待できる
2.それぞれの仕様や工事単価を比較することで、工事内容の理解が深まる
3.各社の特長が明確になり、家づくりに重視したい優先順位が見えやすくなる
といった効果が実際に現れています。
公共工事のような談合の恐れはないのでしょうか?
談合は、年間の発注金額と、入札に参加する会社の売上が均衡している場合に起こります。
食糧の配給を考えれば分かりやすいでしょう。
つまり、配る側が毎日一定の量を決まって配布し、もらうほうも人数が決まっている。そうすると、生き残るための知恵として、皆に行き渡るように調整します。 また、「落札価格」が業者決定の主要因となるために、談合という「価格調整」が行なわれるのです。
『談合』は、「今年これだけの予算を消化しなければならない」という役所側の事情も温床になっていました。また、役所を退官する人たちの『天下り先確保』のため、『天の声』として落札予定金額が漏れ伝えられていたのです。しかし、旧道路公団や防衛施設庁による談合事件でも明らかになったように、事前に予算を伝えず「競争原理」を導入した「公平な入札制度」によって、平均落札率が10%以上改善しているのです。
弊社サービスの場合、公共工事のように「今年の発注予算はこれくらい」と読める数字がありません。
予算消化が目的でもなく、入札参加者側に「予算」も伝えません。 また、天下りのように、業者に人材を受け入れてもらうこともなく、業者側にも弊社側にも談合をするメリットがありません。選挙によって選ばれる人が実権を握り、選挙応援の動員や政治献金などによって特定業者に情報が流れるといった『天の声』は存在しないのです。
さらに弊社サービス内だけで業者が決まるわけでもないのです。つまり施主は、それまで商談を行なっていた住宅メーカーや、親戚の工務店などとも比較が可能なのです。そこが、「入札参加者以外に発注されない」公共事業の談合とは根本的に異なります。
談合は「金額の問題」もありますが、税金を負担している市民が「意思決定に参加できない」ことが、不信感につながっているという側面もあります。弊社サービスでは、意思決定は建築工事費を負担する「施主自身」なのです。
意思決定の材料はガラス張り、納得いかなければ契約する必要もないのです。
工務店経営者との面談風景また、見積金額は判断基準のひとつでしかありません。実際には、入札に参加してもらった工務店に訪問し、経営者と面談してもらうことで、その会社の家づくりに対する考え方、会社の雰囲気なども知ってもらいます。
「相性」や、これまで知らなかった「縁」など、相手事務所に出向いて、経営者に会わなければ分からないことがたくさんあります。
にも関わらず、自宅まで訪問してくる「営業マン」の印象だけで決めますか?
あるいは家づくりを任せる相手を、「価格だけ」で判断できますか?
年収だけで結婚相手を選ばないのと同様に「施主自身が総合的に判断して」相手工務店を選ぶのです。
業者側の談合では落札企業が決まらない仕組みをつくったのです。
自分たちでする「相見積」とはどこが違うのですか?
住宅雑誌などでも「複数の住宅会社から見積を取って比較検討しましょう」と書いています。
その前提条件は『見積の条件を揃える』ということです。同じ条件であれば、比較検討が可能ですが、間取りプランも仕様や性能も異なり、結果として「営業マンの印象」や「キャンペーンによるオプションの豊富さ」などが決定要因となるケースが少なくありません。
もしご自身で相見積してみようとしたら、以下の条件を満たすことが必須です。
1.同じプランで見積の依頼をすること
2.各社の見積の書式を統一し、比較できること
3.仕上表によって、外部や内部、構造材などの明細が分かること
4.一定レベル以上の工務店・建設会社に依頼すること
5.期限を限定して「後出しジャンケン」を認めないこと
6.提出された各社の見積を公平に判断できる知識があること
7.注文する1社以外を断る時のシナリオを考えておくこと
8.自宅に来てもらうのではなく、こちらから相手先企業に出向くこと
いかがでしょうか・・・?
これをご自身で出来る方は、自ら複数の住宅会社を呼ぶか訪問し、相見積を依頼して下さい。ほとんど不可能でしょうし、これを一般の施主がすると、自社の家づくりに自信のあるところ、信頼で家づくりを手掛けているところほど「当社は辞退させて下さい」と言われます。
相手はプロを自認しているから、お互いがプロと認め合った関係でなければ意向を伝えて動いてもらうことは困難です。プロスポーツ選手とコーチやトレーナーの関係と同様、プロ意識の高い、本当にあなたが選びたいと思う相手ほど、素人からの申し出には応えてくれないのです。
工務店各社から集まった見積書と提案書また、見積依頼の多くは「最初に予算を伝えてしまう」ことから間違いがスタートしています。各社は「予算内に収まる」プランと仕様を提案してくるでしょう。
携帯電話の料金プランと同様に、各社容易には比較検討できないように、出来るだけプランや設備機器、仕様、オプション、そして見積の書式を変えて提出します。各社の見積書をつき合わせて、素人である施主が本当に中身を理解して比較検討するのは容易ではありません。
弊社サービスでは、『部位別見積書』という共通の書式を用いて、施主でも比較が容易な見積書の集計表を作成します。さらに、主要な部位についてはそれぞれ比較表を作成し、どこに何が使われているのか、分かりやすく整理します。日頃から数多くの見積書をチェックしているプロだから出来ることです。
このように、施主が相手選びをするための判断基準を複数提示し、工務店「経営者」との面談をセッティングして同席するのも、弊社サービスが設計事務所の入札や、ご自分で相見積を取るのとは異なるところです。
競争見積を実施した後の業者選びの判断基準を教えて下さい。
『迷ったときの医者選び』という本が、広島の出版社から発刊され、全国に拡がっています。それぞれ、難しい資格を取得し、許可を得て開業していても、得意分野やサービスは少しずつ異なっています。大きな病院がいいとは限らず、腕のいい先生が大学病院から独立開業しているケースもあるのです。最終的には、『自己責任』で選ぶとしても、『セカンドオピニオン』として、第三者の専門家の意見がとても参考になるでしょう。
弊社サービスでも、一般的にはあまり知られていない、ユニークな技術やこだわりを持った「地元の優良工務店」を発掘しています。選ぶ基準は「自分のお金で家を建てても間違いない工務店か?」
だから知名度や企業規模、年間の実績にはこだわりません。
転勤がなく全責任を負う「経営者自身」と「施工現場」を見て判断しています。
見積書部分抜粋入札を実施した後は、見積の金額で選ぼうと、事務所の雰囲気や経営者への信頼感、提案された住宅の性能などで選ぼうと、施主の自由です。出来るだけ客観的な判断基準を提供しますから、後悔のない業者選びをして下さい。これまで弊社サービスを利用された方から話を聞いていただくことも可能です。
こちらのサービスの他にはない特長は何ですか?
まずは「目利き」としての役割です。設計事務所のように「設計を行なう」ことが目的でも、建材メーカーのように「建材販売」が目的でもありません。一般の市民が「精神的・経済的負担を出来るだけ少なく」注文住宅を手に入れられるサポートを行なうのが、弊社サービスの使命です。
そのために、『定額制』という分かりやすい料金体系にしました。
予算が少ない方はもちろん、建築に十分予算が掛けられる方も、都心の狭小地で制約が多い方も、相手によって料金が変わることはありません。設計事務所への設計料が別に掛かるということもないのです。 だから、最初に予算を聞く必要もなく、『公正な競争入札』を行なうことが可能です。
建築コストによって、料金が変わるサービスは数多くあります。設計事務所の設計料も多くは「建築費の何%」というところが多いようです。しかし、建築コストに連動する料金体系で、本当に『公正な競争入札』が実施できるでしょうか?コストを下げる努力をするほど、自社の報酬も減るのです・・・。
弊社は「非効率で不透明な住宅業界の仕組みを変える」ことを掲げています。
そのためには自社の業務も効率化し、相談者の経済的負担を和らげなければなりません。
だから、「定額制18万円(税別)」という料金体系で、プランづくりから入札の実施、工事中の検査立会いから最後のお引渡しまでトータルにサポートしています。
最近いくつか登場した『住宅プロデュース』のように、建築家をコンペさせる「プロデュース料」をいただいたり、別に設計料が発生するような、建築費以外のコストが掛かるようなこともないのです。
競争見積をすることで、どのくらいメリットがありますか?
注文住宅は、大量生産の工業製品と異なり、全く同じ条件で建てられる家はありません。厳密に比較することは困難ですが、弊社の実績として5社程度の入札を行なって最低価格と最高価格との差額は少なくとも10%以上、2割以上の差が出ることもあります。
2千万円の家で、200万円~400万円の差です。
固定費の少ない地元中小企業で、施主を見つけるための営業経費も掛かっていない弊社の案件で、しかもプロのチェックが入ることが分かっている『競争入札』です。一般の施主に出される見積金額よりも高いことは考えられません。ただし、少なくとも「受注優先」で目先のコストを下げ、施主の分からないところで材料や手間を落とすようなことができないため、建売り業者とは比較できませんが・・・
でも、テレビCMをやっている「坪単価_万円!」の会社で契約していたお客様が、総負担額とプランなどを比較して弊社サービスを利用して家を建てられました・・・!坪単価と総建築費は違うのです!
公共事業でも、落札予定金額が漏れなければ、「落札率80%台」が実現しています。つまり、1割以上のコスト削減効果です。あなたが建てる家の予算から計算してみて下さい。
たった15万円(税別)の定額料金で、10倍以上のメリットが出るのです。それでもまだ、自分自身で見積のチェックや業者選びを行ないますか?それとも、広告宣伝費や人件費が過大な大手住宅メーカーで、実際には地元工務店が現場作業を行なう家づくりに、限られた予算を割きますか?