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お住まい訪問

No.18 温度差のない体に優しいエコな家

取材日:2013.05.20

五月晴れというよりは、夏を思わせる晴天の中、2階のバルコニーからは宇品と黄金山が眺望できる広島市南区のK様邸を取材訪問しました。
K様は宅建資格をお持ちで、土地はご自身で見つけられました。工務店の面談や弊社サポートの家の完成見学会に足を運ばれ、無理なくつきあっていけそうと堀田建設を選ばれました。ご主人主導の家づくりで、至るところにこだわりポイントがありました。

開放感のある玄関

玄関は2階までの吹抜けになっており、光が降り注ぎ、明るく開放感のある空間でした。訪れる人たちに、「玄関が明るくて広いね!!」と大好評です。
シューズクロークが隣に設置され、ファミリーホールとして大活躍しています。
玄関のタイルを白基調の色にしたので、雨が降った日などは汚れが目立ち少し気にしていました。ただ、気づいて掃除をするからちょうどいいかもと、明るくおっしゃっていました。
玄関ドアを開くとすぐに、絵画風のステンドグラスが目を引きます。奥様の創作で、ステンドグラスを飾れるように設計をご希望されました。
リビングに続くドアは天井までの高さがあり、さらに開放感を演出しております。高さがある分重いイメージですが、実際は私の家の普通サイズのドアより軽かったです。

体に優しいエコな家

じりじりと暑さが増していた午前中でしたが、家の中は窓を開けているので、涼しい風が吹き抜けていました。
特に断熱にはこだわらなかったそうですが、気密測定では平均以上の数値が出ました。
夏には、若本に提案されたトップライトを開放していると、心地良い風が通り、エアコン要らず。提案された通りに設置してよかったと話されていました。
冬は、蓄熱暖房が大活躍です。寒さピークの時には、80%位に設定しています。
設置する前は(こんなに大きいのは邪魔じゃない?)と疑心暗鬼でしたが、いざ使用すると、家の中の気温差がなくなり、寒い場所がなくなったので、風邪をひかなくなったという奥様。
入れてよかったと実感されたご主人でした。
オール電化にしており、電気料金は、以前住んでいた家の電気料金とガス料金を合算した料金より安いのです。様々な出費が減り、お財布に優しいエコな家ですね。

家全体は、用途に応じて種類の異なる無垢材(バーチ、パイン、チーク)を使用しています。お二人とも、普段から靴下一枚で生活しておられます。裸足にならないワケは、汗っかきのため、床に跡がつくのがイヤだからだそうです。大切にされているのが充分伝わりますね。

工夫たっぷりの収納

ダイニングには大きなテーブルが一つ、リビングにはソファとテレビ台と、家具はほとんど置いていないシンプルで贅沢な使いです。
LDと和室をつなげ、一つの広い空間にすることがご主人のたっての希望でした。
充分過ぎるくらいにあるという収納はほとんどが備え付けです。
玄関すぐの収納スペースの中は、ポストとつながっていて、寝起きで外に出なくても新聞紙や郵便物を取ることが出来ます。
洗面スペースには、タオル類や洗濯物、着脱衣類を置ける調整可能な大きめ収納棚と、洗面台横に歯ブラシやドライヤーなど普段使用の棚が備え付けられています。
用途に合わせていて、すごく使い勝手が良く、モノが落ちないように工夫がされていました。

コストダウンより便利さ

コンセントの数には驚きました!
足りないと悔やむよりも、使っても使っても充分に余る程たくさんあってほしいというご希望で設置しました。
洗面台横の棚には、段ごとにコンセントが付いており、忙しい朝の同時使いにピッタリです。
お嬢さんはかなり便利と重宝されていました。

ほとんどの扉(部屋の入り口やトイレ、クローゼット)が、引戸になっています。
開き戸にすることで生じるデッドスペースがもったいないからです。さらに、クローゼットの扉は3面仕様です!通常の2面仕様よりもコストはかかりますが、より幅広く開くことができ、大小様々な収納が可能になります。

落ち着く空間

私が興味を引いたのは、寝室と浴室です。
まず寝室は畳にされていて、一部のみフローリングです。普段布団だからということもありますが、ベッドを置くことで制限されるスペースを有効活用したかったからです。フローリング部分には、テレビなど重量のあるモノを置いています。
浴室は、浴槽や一部壁が黒色です。ご主人は全面黒にしたかったのですが、メーカーには「無かった」ので残念がっていました。最初は戸惑っていた奥様でしたが、今では信じられないくらいに落ち着いた空間になっています。

守られている家

1階のベランダのドアは遮光性のペアガラスを設置しており、家の中から外は見えますが通行人から家の中はほとんど見えません。
分かってはいるのですが、視線が気になり、庭に何本かの木を植えています。
また、庭に敷かれた黒い玉砂利は、防犯対策にピッタリですが、結果的に猫も近づかないので、荒らされる心配がないのだとか。
ベランダの庇を通常の2倍近く長くしてもらったので、雨に気づかない程です。将来縁側にしたりと、変更可能な設計になっていました。

取材に応じて、初めてこだわっていることがたくさんあったことに気づかれたご主人でした。
ご主人は「今までの生活の中で全く不満はない」、奥様は「最近もこの家はいいね~と話していたの。」と笑顔で語ってくれました。
このサポートを利用したからこそ、どんな小さい事でもこだわりを実現することが出来たのだと実感した呉でありました。

(取材:呉)

【K夫妻のインタビュー模様】

施工概要

  • 完成 平成23年11月
  • 建築工法 在来軸組工法
  • 延べ床 37.1坪
  • 施工企業 堀田建設(株)
  • 地域 南区
  • 特記事項
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