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お住まい訪問
取材日:2017.01.28
大寒が過ぎ、冷え込みが少し緩んできたようです。
春の兆しが感じられる陽ざしの下、今回は、築4年が経過した海田町のO様のお宅を取材させていただきました。
O様のお宅は少し丘側にあり、裏手には自然豊かな山が広がっています。「気になっているのは樋くらいなんですよ。風で舞った落ち葉が入ってしまうようで・・・」
新居を建てられる前は、某ハウスメーカーの注文住宅にお住まいだったO様。 断熱や性能に不満が増す中、ご両親との同居の決意をきっかけに、土地探しから弊社サービスをご利用いただきました。
「本当に満足しているんです。」
以前のご自宅と比べ、結露もなく、部屋の寒暖差もないため、非常に過ごしやすいとのこと。
そういえば、床のヒンヤリ感や日陰の冷たさも、真冬なのにまったく感じません。
実は、O様宅は、ソーラー発電と熱交換型の床下換気システムを使っており、断熱にもこだわっておられました。O様のお宅は気密性が高いため、ここ数年の猛暑や、先日の寒波襲来も、エアコン1台で快適に過ごすことができた、とおっしゃっていました。
ソーラー発電は、5Kwを搭載しているのですが、電気代を払う月はわずかでほとんどプラスの収益だということでした。ソーラーへの投資も、8年で回収できることがほぼ確定しています。ゼロエネルギーハウス(ZEH)以上の『プラスエネルギー・ハウス』になり、嬉しい結果になったようです♪
ちなみに、床下換気システムのフィルターには、虫が入ってしまうことが多いとのこと。「フィルター交換は私の仕事なんです。」とご主人が苦笑されていました。
また、トリプルサッシ(一部南面のみ、日射取得優先のためペアガラス)を採用していることもあり、気密性が高いため、バイバス道路が近くにあっても、静かで騒音もないそうです。お子さまも家の中で元気にのびのびと過ごすことができ、ご近所の方から「お宅は静かね。」と言われた、と笑っておられました。
「○○すればよかった、ということはないでしょうか?」とあえてお尋ねして みました。
少し考えられた後、「ロフトの上がり方は考えたほうがよかったかも」。勾配天井のため、天井が高く、ロフトへは梯子で上り下りしなければならないのですが、備付けの梯子が意外に重かったそうです。度々動かすのは少し面倒なご様子です。
「今は、ホームセンターなどでも軽量の梯子を販売しているので、備付けの梯子の代用として使うことができます。家具を組み合わせてステップを作る方法もありますよ。樋の落ち葉は、樋に網をかぶせれば多少は防げるかもしれませんね。」と、樋の落ち葉対策とあわせて、若本よりアドバイス。
O様も納得の答えが得られてよかったですね♪
玄関わきには、お引き渡し時にプレゼントした完成模型が飾られていました!!
階段脇のニッチにも素敵な絵が飾られており、 「記念なんですよ」と奥さま。
お庭には小さな畑を作り、ご家族で小さな玉ねぎが植えられていました。「時々猿が来て、苗を掘ってしまうんですよ。猪や小動物もきます。」とお聞きして、ビックリです!!
和やかでとても温かい雰囲気がご家族にぴったりで、O様の新たな「愛着の湧く住まい」は、家族の歴史を綴りながら、ご家族を包み込んでいることを実感しました。
取材の最後に、ご家族とお宅前にて記念撮影♪
胸の中がじんわり温かくなる取材となりました。
(取材:若本智子)