広島で「家づくり」のお悩みごとを丁寧に解決していく(コンストラクション・マネジメント)CMサービスです。
私たちが決めた理由
住宅CMサービスを知ったのはインターネットでいろいろ調べていた時です。
サイトの内容が面白かったので、小冊子PDFをダウンロードしました。若本さんの本も購入しました。
これらの内容で一番驚いたのは「ハウスメーカーでも地元工務店でも、本当に家を建てるのは地元の大工」 ということです。これを知ってから、「ハウスメーカーでなくても良い家はできるのかな?」と思うようになりました。もちろん、住宅CMサービスのサイトにある「省コスト」の文字にも惹かれました。
住宅CMサービスへ伺う事にしたのは、土地探しに行き詰ったためでした。
相談したおかげで良い不動産業者さんを紹介して頂き、希望に沿った土地を購入することができました。
その際に、若本さんと直接お話をしてみて、やはり、とにかく利用してみたいと思った次第です。
まず、「本当にしつこい勧誘がないんだ。」と思いました。
最初の土地相談からプランニングをお願いするまで、半年は経っていました。
その間、「その後どうなりましたか?当社に依頼するのは心配ですか?」という内容のメールが一通あったのと、土地を購入する際に紹介して頂いた不動産業者さんから「宜しくお伝えください。」という趣旨の伝言を頂いたのと、覚えているのはその2回だけです。
多少困ったのはプランニングの際に提出した、いくつかの要望シートでした。
最初に伺ってからプランニングまでに半年もかかったのは、並行してお願いしていたハウスメーカーとの話が結構進んでいたので、お願いするのに踏ん切りが付かなかったのが主な理由ですが、要望シートを埋めるのにも時間がかかりました。
シートは私が記入したのですが、資料をまとめるのは得意じゃないし、よく考えると外観と間取りにはあまり興味がない事にいまさら気づいたり、妻の希望を上手に聞き出せなかったり、それまで自分たちのプランだと思っていたものはハウスメーカーに都合のよいプランじゃないかと思ったりで、何回も嫌になったのを覚えています。 ただ、この作業のおかげでお金をかけてもやりたい事が自分の中で整理できたと思います。
何といっても、住宅CMサービスの目玉は入札競争だと思います。
他の利用した方は何社も入札があったみたいですが、皆さんお忙しかったのか、完成希望日まで半年もないためか、うちの場合は2社しかありませんでした。
それでも、見積比較表(入札結果集計表)は値千金でした。それぞれの項目で高い・安いが一目でわかるのはもちろんですが、本体工事の各項目についてこんなに詳細に金額が分かるとは思っていませんでした。
並行してお願いしていたハウスメーカーから頂いた見積書とは比べ物になりません。ハウスメーカーにも無理を言って見積りの詳細をだしてもらい、自分で簡略版の比較表を作ってみたくらいです。
お願いする工務店が菱和建設さんに決まってからも、仕様打合せの際に古川さんに同席頂いて非常に助かりました。私は内装の事はあまり興味がありませんでしたし、妻の意見を上手に聞く事ができませんでした。
菱和建設さんと私たちだけではなかなか決められなかっただろうと思われる事を、古川さんがいろいろ提案してくれることで、まとめることができたと思います。
菱和建設の出木谷社長には、私たちの要領を得ない要望を根気よく聞いて頂き、私の優柔不断のせいで工期が半年もないのに完成希望日に間に合わせて頂き、誠に感謝しています。
私が菱和建設さんで建築中の物件を見てみたいとお願いした際、建築中の物件がないとの事で2件の入居済みのお宅へ訪問しました。
施主さんは見ず知らずの私に対していぶかる風もなく、質問にも快く答えて頂き、私のわがままで屋根裏も床下も見せて頂きました。 施工状態を見に来たのですが、菱和建設さんと施主さんの良好な関係の方に強く感銘しました。
繰り返しになりますが、土地選びが難しかったです。
インターネットで検索すれば、家電とか服などは、いいものが安く手に入るのに、土地はうまく探せませんでした。不動産情報誌にも、地元の不動産店へいってもなかなか希望の物件はありません。不動産業者は少し見に行ったぐらいではまともに相手をしてくれません。個人の客は相手にしていないのかもしれないと思ったくらいです。
今住んでいる町にすみたい。でも面積やら、道路やら、日当たりやら、値段やら、...
ハウスメーカーから紹介される物件の中に気に入ったものはあるのですが、ハウスメーカー主導でそのあとの話が進んでしまうのでは?と心配になり、お願いするのを躊躇してしまいました。
(条件付きではなかったので、そこまで心配はなかったのかもしれませんが...)
結果的には、住宅CMサービスで紹介して頂いた不動産業者さんを通じて購入することができました。
いろいろハウスメーカー(大手、地元中堅)をまわってみて、最終的に気に入ったのは大手2社でした。
その時点で住宅CMサービスも利用したいと思っていました。
1社は地元工務店とも比較したい旨を申し上げると、音沙汰がなくなりました。
もう1社は菱和建設さんに決めるまでお付き合い下さいました。見積書の詳細を頂きたい旨を伝えると提出頂けましたし、もっと安くするためには、仕様をどう変えればいいか細かく検討して下さいました。 おかげで住宅CMサービスさんに出して頂いた見積比較表とかなり細かいところまで比べる事が出来ました。
しかし今思うと、これは担当の方が非常に良心的な方だったからかもしれません。
見積書(本体工事)の詳細を出してもらえることは稀ではないかと思います。
途中で契約を迫るようなことを仰った事がありました。
「上司からなにか言われたのかな?」と感じたのを覚えています。
土地選びから始められる方は、信頼できる不動産業者さんを見つけなければなりません。
条件の良い土地の情報は素人が目につく所にありません。
ハウスメーカーは土地情報をたくさんお持ちですので、頼られる方はそれはそれでよいかと思います。
しかし、ハウスメーカーとはニュートラルな関係で土地を購入したい方は、ぜひ住宅CMサービスに相談されることをお奨めします。
土地を紹介したからといってセールス攻勢は絶対にありません。私がそうでした(笑)。
注文住宅を建てる方は、ご自分たちが住宅に求めるのは何なのか?をはっきりさせるべきです。
私の場合は順に、電化住宅、太陽光発電、断熱性能、耐震性能でした。と、偉そうなことを言いますが、はずかしながら私はずいぶん後になって気づきました。
そして、ハウスメーカーより住宅CMサービスで紹介して頂いた工務店さんのほうが「断熱性能」は優れていると私は判断しました。
できれば、建築費以外にかかる諸費用(≒手持資金)を最初に教えて頂けるといいかなと思います。
登記にかかる費用(司法書士手数料…)保険にかかる費用(火災保険、団体生命保険…)融資にかかる費用(手数料、つなぎ融資金利…)税金(印紙代、不動産取得税、固定資産税…)建築費に含まれますが、建物以外という意味では地盤改良費もありました。
当然、内容によって金額は大きく変わるので、それは自分で調べたり相談したりするように勧めてもらえると助かるのではないでしょうか。
いつもお忙しそうですが、皆さんお体ご自愛のうえ今後も多くの方にサービスをご提供ください。
都市計画道路が決定し、社宅の立ち退きという「期限のある中での家づくり」になりましたが、無事期限ギリギリでお引渡しを終えることができました。最初のご相談が2010年2月の初めでしたので、1年2ヶ月弱で新居への入居の運びとなりました。
最初は土地候補があるというご相談から、弊社が懇意にしている不動産コンサルタントをご紹介。書かれているように、要望シートのご記入に苦労されたようなので、実際にプラン依頼を受けたのは、最初に相談を受けてから半年後の8月始めでした。 「ギリギリだけど、引き受けてくれるだろうか?地元工務店さんでは3月末完成は難しいのではないか?」と感じられたようでしたが、大手ハウスメーカーも契約を待ってもらい、2プラン提示した後に、入札の実施、工務店経営者との面談、変更見積等を経て、11月半ばに請負契約と地鎮祭を同日に行うという強行スケジュールとなりました。長期優良住宅ながら、プランのご依頼から実質7ヶ月強で完成お引渡し出来たのは、当社だけでなく、工務店側の協力の賜物です。
また大手ハウスメーカーの担当者も、とても熱心で誠実に対応されていたようなので、最後まで迷われていたのが印象的でした。やはり気になるのが「耐震性能」や「断熱性能」。大手メーカーよりもコストが安くても、安全性や快適性が劣るのでは本末転倒です。
住宅性能表示制度や長期優良住宅普及促進事業など、地元の小さな工務店でも、工法に関わらず「性能等級」によって客観的に比較できる指標があったので、有効に利用されました。
特に耐震等級については屋根に太陽光発電を新築時に搭載し、実際には軽い屋根材を採用しましたが、
重い瓦屋根を葺いても「構造等級-3」をクリアできる構造等級をご要望されました。工事中、大工さんも従来の家に比べて筋交いや補強金物の多さに驚いていましたが、阪神淡路大震災の1.5倍の地震に耐えうる基準になったので、地震への安全性は高くなりました。断熱性能に関しても、「省エネ等級-4」をクリアする性能になったので、小さなエネルギーで快適に過ごしていただけると思います。
お引渡しの前に、東北大地震が発生しました。
地震だけでなく、津波被害が甚大で、建物単体で自然の猛威に耐えるのは容易ではないことを再確認しましたが、立地条件などを勘案しても安全性の高い建物になったと思います。
今回は地盤改良等も必要となりました。諸費用や付帯工事も含めた総額を把握してスタートしたいというのは皆さんの共通したご要望なので、今用意している資料をよりバージョンアップさせ、不安解消に努めたいと存じます。