広島で「家づくり」のお悩みごとを丁寧に解決していく(コンストラクション・マネジメント)CMサービスです。
お問い合わせ回答例
2017.03.12
貴殿のご本を、近くの住宅展示場で読ませて戴きました。
新築を扱っておられるようですが、
リフォームのご相談をさせて戴けないでしょうか?
築55年の、4.5×4(台所含む)と6×1の平屋を、
4.5×1(畳)以外をバリアフリーで繋げたいのですが、
檜の柱を切りたくないのです。
工務店の方は、
柱の上部は磨いていないから残すと変だ。
縦の柱は地震の強度に関係ない。
上部に横板の補強をすれば、柱は切っても大丈夫だと言います。
風呂場はユニット、建具はアルミサッシに替える。
木枠の模様ガラスは、割れたら替えがないからとも。
基礎の全面鉄骨コンクリ打ちからの工事になりますが、
言われるままにした方が良いのでしょうか?
またリフォームでは予期せぬ事態(シロアリ被害等)で、
追加料金が発生する事を良く聞きます。
契約をする時に、どういう事に気を付けたら良いですか?
見栄えが悪くても柱を残したい事と共に、アドバイスをお願いいたします。
若本修治
はじめまして、住宅CMサービス広島の若本です。
このたびは弊社サービスにご興味を持っていただきありがとうございます。
千葉市内の住宅展示場で、私の著書が置かれていたようですね。
昔勤めていた会社の元役員が、新しい会社を興してその展示場に出展していたので、5年くらい前に訪ねたことがありました。
さて、まず当社のサービスではリフォームは対応していません。
また地域限定サービスなので、広島県内でも「広島ナンバー」の地域のみの対応で「福山ナンバー」はエリア外として対応していません。
数年前までは、千葉駅近くでも一級建築士の仲間が『住宅CMサービス千葉』を行っていましたが、役員が亡くなるなどもあってすでに閉鎖しています。
既存の桧の柱を活かしたリフォームをお考えということですね。
実際の状況は不明ですが、状況から判断して、コストや将来の安全性、快適性(省エネ含む)などを勘案すると、その桧の柱を利用した建替えのほうがいいのではないかと思えますが、リフォームしなければならない特別な理由があるのでしょうか?
私の昔のメルマガバックナンバーで、リフォームか建て替えかの判断材料を書きました。
もう10年前なので、その後の自然災害や建物の老朽化などもあって、このメルマガ以上に、よほど特別な理由がない限り、私は建て替えをお勧めします。
⇒ リフォームか?建て替えか? ~中古住宅購入者へのアドバイス~
新たな家で、古い柱を活かすという方法もあるのではないでしょうか?
「住宅リフォームの落とし穴」をタイトルにした号もあります。
ご参考になれば幸いです。