2018.5.11 第187号
物事の基本は”基礎”にあり ~各社の基礎工事に思う~
『住まいづくり専門コンシェルジェ』が綴る家づくり総合マガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.187━ 2018.05.11━
《隔週刊》 家┃づ┃く┃り┃で┃泣┃く┃人┃・┃笑┃う┃人┃
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~第187号~
◆家づくりは人生最大の「事業」
◆事業を成功に導くための、プロのコンサルタントの助言
◆あなたも「笑う人」になって豊かな生活を送りましょう!
《発行部数 約2,600部》
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発行人の若本です。
2001年5月1日に産声を上げた当社も18期に入りました。
その年の9月に米国で、9.11のテロ事件が発生し、
10年後には東日本で、3.11の大震災に襲われています。
この17年間で、日本国内ではいくつもの大きな災害に見舞われました。
住宅業界も大きく変化しましたが、会社は元気に存続しています。
私事ですが、私たち夫婦の父親も相次いで逝去しました。
会社設立時は、株主として取締役・監査役をお願いし、
日本でもほとんど事例のない新しいサービスを見守ってくれたのです。
先頃、企業経営者として、地元CATVから30分番組への出演を
当社ホームページを見た番組デレクターからオファーされました。
広島市内と尾道市内のケーブルTV契約者のみ
見ることが出来る番組ですが、その様子をブログで紹介しています。
⇒ http://esumai.livedoor.biz/archives/cat_844322.html
今週末まで再放送で放映しています。
社会性のあるサービスだと高く評価して頂きました♪
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▼ 物事の基本は”基礎”にあり ~各社の基礎工事に思う~
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前回のメルマガで、新しくブログをスタートしたことを紹介しました。
タイトルは『初めての家づくり成功応援ブログ』です。
先月の4月から、新しい講座の配信を始めました。
住宅建築のプロセスを、各工事のステップごとに解説しています。
この15年くらいの住宅建築工事の様子をブログにまとめると、
工事内容や部材等が、かなり変遷してきたことに気づかされます。
木造住宅自体も耐震偽装や大震災等の影響で変わってきましたが、
大手ハウスメーカーの現場を目にする機会も増えました。
これまで気にしていなかったプレハブメーカーの建築現場ですが、
近隣で施工されていて「えっ?!」と驚かされる工事を目の当たりにします。
特に、基礎工事は何も隠されることなく、
皆さんがご近所を散歩していても目に入る施工実態です。
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布基礎かベタ基礎か?
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スポーツでも勉強でも「基礎が大切」と教えられます。
もちろん住宅でも、基礎が重要だというのは言うまでもありません。
熊本地震でも、実際に倒壊した建物は、
地盤や基礎に起因したケースが多かったようです。
建物の構造躯体よりも、間取りや地盤の影響が大でした。
今の木造住宅は、建売住宅でも『ベタ基礎』が標準です。
つまり、「スラブ」と呼ばれる基礎底盤は、
鉄筋入りのコンクリートでプールのように底をつくります。
しかし、ほとんどの大手の建築現場で目にするのは、
中央部分に土が見える『布基礎』と呼ばれる「逆T字型」の基礎なのです。
▽ ▼ ▽
私が付き合いのある工務店や設計者にそのことを言うと、
多くの専門家が「今どきウソでしょう・・・」と驚きを隠しません。
たまたま見た現場がそうであれば、
地盤強度や予算によって選択していると考えられました。
しかし、ほぼ100%プレハブ住宅でベタ基礎を見ることがありません。
何故なのかOBなどにも聞いてみましたが、明確な理由が分かりませんでした。
いろいろと調べていて、ようやく理由が分かりました。
大手13社の実際の基礎工事の写真も含め、ブログの番外編でまとめています。
⇒ https://e-sumaile.net/start/housemaker-kiso
実際には、建物が完成してしまうと見えなくなってしまう基礎。
だからこそ、意識して工事中の基礎を見てみましょうね♪
<発行人:若本修治>
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【 編|集|後|記 】
4月半ば、福岡市内で打合せがあったので、
昨年大きな水害を受けた福岡県朝倉市まで足を延ばしてみました。
のどかな風景が広がる中、突如川の氾濫の跡が目に入ります。
広島で発生した土砂災害は、危険性が分かる地形でした。
「こんな場所で宅地開発したら、リスクが高いでしょう・・・」
災害後に振り返れば、そのような立地に多くの住宅が建っていました。
しかし、朝倉の災害は全くそのような危険性を感じない地域。
ゲリラ豪雨でも、雨だけではあれほどの災害にはならなかったでしょう。
実際には、植林された山から流れ出た流木が、
橋の欄干でダムのようにせき止められ、被害が拡がったようです。
水に浮く流木が、凶器のように建物に襲いかかったのでしょう。
東日本大震災の津波被害でも、
大船渡市で同様な話を聞きました。
住宅単体の強度では対応できない被害です。
現地で、どのような対策が出来るか頭を悩ませました・・・。
復興をどうしていくのかもとても大切なポイントです。
災害の復興について、コラムを書きました。
タイトルは『災害復興と地元の職人不足の未来への影響』
⇒ https://cms-hiroshima.com/answers/column/142/
ではまた、お会いしましょう♪
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