広島で「家づくり」のお悩みごとを丁寧に解決していく(コンストラクション・マネジメント)CMサービスです。
私たちが決めた理由
以前よりハウスメーカーでの家づくりには疑問を感じており、地域の工務店さんにお願いしたほうがよいと感じていました。
好みの工務店は複数ありましたが実際どこか一つに絞るのは難しく、いろいろ調べているうちに住宅CMサービスさんのホームページに行きつきました。ホームページ内の各家庭からの声が非常に充実しており、若本さんへの信頼がひしひしと伝わるものでした。
また、妻が友人の家を訪問してとても素敵だったという工務店さんが御社と提携していたこともあり、注文住宅を考える際には第一の選択枝と考えていました。そんな時、今の自宅のごく近所で条件にまずまず近い物件が出て、売り主さんと仲介の不動産業者と会ってみようという話になりました。ただ不整形の土地であり本当に価格が適正なのかが分からず、誰か専門家に相談したいと思い、若本さんにメールをしてみました。初めてのメールだったのですが、即座に若本さんより御電話をいただいたのには驚きました。
いろいろ相談に乗っていただき、結局その物件は見送りましたが、若本さんは信頼できるかただと思いましたので、御社の土地サポートを申し込むこととなりました。その後もなかなか良い物件は出ず、もう建売でもマンションでもいいか、くらいに思っていたところ、妻がチラシをみてびっくり価格の物件を発見しました。「それ坪と平方メートル間違えているよ。」などと言いながら現地を見にゆきました。
物件は周囲を家で囲まれた密集地にあり、かろうじて小さい道路が接しており、これは新築を建てるのは無理ないし困難と思われ、びっくり価格も納得といったものでした。若本さんに相談したところ、新築は可能ですと言っていただいたので、ここに決定となりました。
非常に難しい土地であり、近隣と何度も面談し、道路を通る許可を確認し、解体工事についても工務店さんとは別の業者にも見積もりをとってもらいました。
他の業者さんではまずこれほどの手間や丁寧さで話を進めることはできなかったと思います。
なぜ一流とされるハウスメーカーで家を建てたがるのでしょう。
大手で安心? テレビで宣伝しているから?
テレビで宣伝し、住宅展示場の豪華なモデルハウスで多くの営業の人を抱えて、脈のありそうな客があれば自宅に押しかける販売方法は明らかに高コストであり、そのコストは客が支払っているはずです。一流のブランドであればなおさらでしょう。
住宅CMサービスさんでの家づくりは、相談役に間に立ってもらい、地域の工務店さんの入札を受けるという画期的かつ楽しいものでした。若本さんという人物に会うだけでも価値のあることだと思います。建築業界の裏話もいろいろ聞けます。
地域の工務店で建てたいけどわからない、一社にしぼれないという方にはとてもお勧めです。
若本さんとの雑談の中で、アメリカには日本的なハウスメーカーはなく小規模な工務店で家を建てているとのことでしたが、特に伝手もなければ小規模工務店さんと出会うのは難しく、どうしても住宅展示場から大手ハウスメーカーとなりがちです。
御社のようなシステムは日本の家づくりの選択肢としてもっとメジャーであってほしいと思います。
得本さんから時々メールでの物件案内をいただきましたが、地価が高めの地域でもあり、物件が出ても狭すぎたり高すぎたりとなかなか条件に合う物件がみつかりませんでした。
現在の土地は他社のチラシから見つけて来たものでしたが、土地仲介は御社にしていただき、まったく問題はありませんでした。
最初にご相談を受けた時から完成・入居まで、長いお付き合いとなりました。「びっくり価格の物件」は、古い木造住宅と賃貸アパートが建つ広い敷地でしたが、不動産広告には『再建築不可』となっており、とはいえ老朽化している建物は耐震性能や間取りなど、とてもリフォームして満足できるような物件ではありませんでした。
元々敷地に接していた道路は、ご兄弟が道路に面した場所に家を建てていたために、接道義務を果たさない敷地に。未舗装の道路が接しているものの、こちらは権利のない私道で、建築基準法上の道路用件を満たしていない『但し書き道路』でした。もう一方には塀で封鎖された行き止まりの道路があり、こちらは『みなし道路(二項道路)』で、ご近所の数軒が権利を持つ私道。区役所に行き、周辺の状況や権利関係などを調べると、法的に新築が出来ない訳ではないけど、かなりハードルが高く、近隣の方々の協力が得られない限り、途中頓挫するリスクのある土地だということが分かりました。
売り主側の仲介業者も、担当者が地元中堅の住宅会社で営業経験があるベテラン営業マンだったこともあり、協力的に動いてもらって、ひとつひとつ課題をクリアするものの、また次々難問が出て来ては近隣に説明に伺うということを繰り返しました。通い続けた甲斐があり、何とか近隣の方々の警戒感も和らぎ、土地の契約・入居者の引っ越し・建物解体・建物新築と紆余曲折ありながら、ようやく新居の完成を迎えました。
元々相場に比べて安かったとはいえ、浪費した時間や近隣対策のために要した費用や、資材運搬等の割高な経費、長くなってしまった工期など、ご不安と心配をおかけしたことは確かです。入札も解体業者も、多くが「当社では無理です」と辞退が相次いだことを考えると、当社サービスを利用することでしか新築での入居はなかったかも知れません。工務店側にも苦労を掛けましたが、結果的に意中の会社で憧れだった「ハワイのリゾート」がテーマの家が完成し、子供たちも大満足とお聞きして、ようやく肩の荷が下りました。
本当に「家づくりは人生最大の事業」だということを実感する、一大プロジェクトだったと感じます。我慢と理解を重ねて頂いたご家族にも感謝です。