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お住まい訪問
取材日:2009.07.23
天高く青空が広がる気持ちのよい季節ですね。
3回目の取材をさせていただいたのは1月にお引渡しをした西区のN様のお宅です。
12月のニュースレターで紹介した9寸の大黒柱がある和風住宅は記憶に新しいと思います。
梅雨の合間の蒸し暑い日に訪問をしたので、日本の住まいの長所を感じる事が出来ました。
夏らしく玄関や南面の和室の掃きだし窓にはすだれが下がっていました。
軒の深さにより日差しが遮られ、通る風は心地よい涼しさです。
入居されたのは寒さの厳しい1月で、無暖房ではとても寒く感じたそうですが、土間に設置されたストーブを使い始めて暖かく快適になったそうです。
玄関吹抜けから2階ファミリーホール、階段を通って1階の部屋へ巡回して、家全体がストーブの暖かさで包まれるようになっています。
全ての内建具が引き戸で自由自在に仕切れるので、親族揃っての行事も二間の和室で行われたそうです。この時期は建具を取り外し、ワンフロアのような間取りにされていました。
取材中もお子さんは裸足で駆け回っており、無垢の木の質感や畳などの自然素材を肌で感じることが出来る環境で育っていくのでしょうね。
お子さん中心の生活なので、小さいうちは1階だけで生活できるよう計画時から2階の居室の仕上げはしてありません。成長に合わせて改装するということ。
子供達に部屋が必要になるのは10年は先でしょうから、柔軟な対応は納得できますね。
手入れをしながら完成していく住まいが望ましいのではないかと感じました。
2階の立派な無垢の梁にぶら下げている手作りブランコで、
思い切り漕ぐお子さんは笑顔いっぱいです。
実家のコンクリート製駐車場の上に和風の注文住宅を建てられたN様。
プレカットではなく大工棟梁が手刻みで家づくりする様子を見たいということで、玄関土間の三和土や9寸角の大黒柱、松丸太の梁や化粧垂木が見える仕上げとしました。