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お住まい訪問
取材日:2010.01.15
暖冬と言われていましたが、年末の雪や寒波の影響で連日「寒いね!」が挨拶代わりになりました。
複合フローリングにシングルガラスの我が家のリビングでは朝の気温が10度を切る毎日です。
今回は旭ホームズ㈱施工の木造三階建住宅のSさんのお住まいへ訪問させていただきました。
市内の交通の便よい狭小地、前面は小学校の校庭があります。
元気に体育をしている子供達の声が殆ど聞こえなかったのは高気密高断熱の成果でしょう。三方囲まれた狭い土地でどんな家が建つのか不安だったものの、トップライトや北側の光を取り込む間取りで解消されました。
昼間は小さなお子さんと二人なので、エアコンを20℃程度に設定して過ごされています。
この暖気がダイニングキッチンから3階の廊下まで暖めてくれます。
朝と夜の就寝時だけオイルヒーターを使用して冬の電気代は2万円を越えるそうですが、私の家ではガスや灯油代を入れれば当然3万円は大きく超えてしまいます。
しかも日中は留守でエアコンも全く使わないのですが、差がありすぎますね・・・(>_<)
夏は風が通るので、夜のみのエアコン使用で電気代は1万円。
気密性が良いのでエアコンの効きがいいようですね。
小屋裏に熱がこもらないように屋根下地に遮熱シートを張ったので寝苦しいという事もないようでした。お話を伺っている間の温度は22℃前後、湿度は40%でしたが、特に乾燥している感じは無かったです。
壁の紙布クロスは落着いた色合いで、多少あるほつれは奥さん曰く「味わい」だそうです。触れても冷たさが無いからいいですね。
リビングの4畳半の畳スペースがとても有効で、ご主人がゴロリと寝そべったり、家族が自然とそこへ集まる場所になっています。
Sさんがこだわったキッチンは、シンクとIHコンロを背面に分離させた配置。
ご夫婦でキッチンに立つことを想定し、大きくなった娘さんとも一緒に料理が作れるし、奥さん一人の空間ではないのです。
またダイニングに置かれているバリ製の食器棚は、アンティ-クな雰囲気で訪れるお友達にも好評のようです。
それから家づくりで優先されたこだわりの書庫を拝見させていただきました。
天井まで設けた棚にぎっしりと本が収納されていて、そこはまるで図書館。
時間を忘れて読みふける、至福の時を過ごされているのでしょう。
窓が無く外部の影響を受けないので、お手製の梅干やサワードリンクを保管するために新たな棚を設置しようと計画中だそうです。
三方囲まれた狭い土地・・・トップライトや北側の光を取り込む間取りで解消しました。
1階奥に設置した書庫はまるで図書館のよう。