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お住まい訪問
取材日:2011.10.29
朝晩の気温差が激しく街中もすっかり秋の装いに変わりましたね。
今回訪問させていただいたOさんも入居後1年を経過しました。
このたび新スタッフと、弊社サービスにて土地を仲介し、現在入札中のご夫婦と一緒にお邪魔をしました。
建築中は奥さんの希望するイメージの写真やイラストを用意され視覚的に伝えながら、納得のいくまで打合せを行いました。
そして写真そのままではなく奥さんの個性を添えられた空間が実現できました。
見栄えだけではなく生活して楽に掃除が出来る事がポイント、置き家具より統一感のある造作収納など、見学をされたご夫婦もとても参考になったとの感想でした。
室内はナチュラルな北欧テイストにフレンチカジュアルが加味された心地よいインテリアでまとめられていました。
かなめになったのは白地に水色やピンク,黄,黄緑の色鮮やかなシェードで、一目ぼれしたこの生地に合うように家具や小物を揃えられています。椅子の座面の色や棚に並んだ小物類もその中の色に合わせてあるので、雑然としたうるささはありません。
長い冬を家の中で過ごす北欧の人々は居心地良く暮らすために室内を美しく整えます。
楽しくなるようなカラフルな色使いや、動植物をモチーフにしたデコレーションが特徴ですよね。
好きな物を集めたら自然と調和している、高価ではなく手頃な品を上手に飾ってある所など好感が持てます。
ここで参考になるのが住空間の色の組合せ。ベース・メイン・アクセントの3つのカラーの構成で考えます。
好きな色を選べばいいわけではなく全体的な配分として、心地よい空間に仕上がる目安として覚えられたらいいと思います。
ベースカラーとなる床壁天井は、面積が広く変更がきかないので、飽きのこない色の白や木の色など(割合は全体の70%)。
メインになる色(25%)は家具やカーテンなどでOさんのお宅ではダイニングセットや梁の茶色が効いています。
また壁一面だけの黄色いクロスもそれにあたり、施主の好みが反映される部分です。アクセントカラーは5%で植物や小物でメリハリを与える役目となります。
カラフルなクロスの納戸は衣類や物を押込む暗い場所ではなく、赤色をアクセントに出入りするのが楽しくなるような空間に仕上げられています。
部屋毎に明確なテーマやカラーがあり、隅々まで個性が感じられました。
季節や気分によってアレンジすることが楽しいとか。そんな思いで忙しい毎日を送られているOさん家族の癒される住まいとなっているようで、大変うれしくなりました。
もちろん室内環境も快適で、夏ピーク時の電気代は1万127円だったそうです。
エアコン設定28℃でも涼しく感じられたそうですから、ミツヤホーミックの発泡ウレタン断熱と高気密の施工がちゃんと効いています。また訪れたくなるお住まいでした。