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お住まい訪問
取材日:2013.03.30
待ちに待った桜の開花宣言があり、あっという間に見ごろになったぽかぽか陽気の下、西区の防火地域にて、堀田建設で建てられたO様のお宅にインタビュー取材に行ってきました。
SNSなどに写真や進行状況を頻繁に掲載されていたのが、記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
初めての取材で緊張気味の私を、O夫妻はあたたかい笑顔で応対してくださいました。
白壁に屋根や格子など黒のアクセントが目を引く外観は、息子さんのお友達など訪れる人みんなが「いいね!」と大評判です。
外幅木(外壁下の基礎部分という)にもこだわり、黒色に統一すべく、炭を混ぜて左官仕上げにしました。
玄関前では幸せを呼ぶ色とりどりのフクロウ達が出迎えてくれます。
玄関ホールには、お引渡し時に当社がプレゼントした家の模型が飾られていました。「片付けようと思ったけど、気に入ってるからついつい置いているの。」と奥様のお言葉。うれしいですね。
交通量の多い2号線沿いの土地を購入したため、家づくりの一番のこだわり部分は車の騒音に対する防音対策でした。
ご主人は、建築中は毎日のように現場に通われ、写真撮影とともに音チェック機能のあるアプリでどれくらいの騒音度かを度々チェックしていた程です。
一年経過した現在は、環境に慣れたのか(?)全く気にされていないということでした。
むしろ、防音対策のために窓を小さく少なくした書斎でしたが、今は音より明るさを気にされています。
私たちが家に向かっている途中にヘリコプターが上空通過しましたが、O夫妻は全然気づかれていない様子でした。
第一声は、「住み心地は抜群!!」というお言葉。居心地がいいから、ついつい家にいてしまう。だから、光熱費はかかるかも…とおっしゃっていました(笑)。
とにかく家の中が暖かい。気温差の生じやすいトイレや浴室も寒さを感じないのです。外から帰ってきても、家の中が冷えていないとのこと。
ご主人は、「家にいて、身体が冷えることが無くなりました。芯まで温かいので、出かける時に外の寒さを感じなくなりました。今年は風邪をひいていないです。」と、体調がすごく良くなったことを強調されていました。
家の中は、ナチュラルテイストが大好きな奥様に合わせて、床も建具もナチュラルテイストに統一されていました。全室の床は無垢材(オーク材、パイン材)を使用しています。
床に直に座っていても、身体がほんのり温かくなり、硬さを感じなかったです。
寒さの厳しい時でも、リビングのエアコン1台を稼働して2階の部屋のドアを開けていると、家中が暖かくなります。
引っ越した最初の冬には、2階から冷気が下りてきていましたが、今年は全然なかったので、安心されていました。
夏には、2階のエアコンをつけると、1階は心地よい気温になるようです。1階のベランダや窓はほとんど開けることがないですが、24hの第一種換気システムによって、空気がこもることなく快適に過ごすことが出来ます。
設置して良かったと実感しているのは、床暖房。
リビングとキッチンとカウンター下に設置。早朝6時~8時位と夕方5時~12時位までの時間帯をタイマー設定しているのですが、今年使用したのは、リビングだけ。
一番寒いと思われるキッチンは、靴下1枚でいても、全然冷えないので床暖房いらずでした。
当社のインテリアコーディネーターの助言もあり、当初の計画より収納を増やしたことで、充分の収納スペースを確保できました。そのまま突っ込めるので、片付けが後回しになってしまうとか。
キッチンに対面式カウンターを設置した際、テーブルだけではなく、カウンター周りの壁面も無垢材を使用。その壁面を眺めてはうっとりしている奥様。
以前住んでいた家は狭く、一つの空間にみんなが集まっていたので自由に好きなことが出来ず、ストレスに感じていました。
今では、ご主人は自身の書斎、奥様はリビング、お子さんは勉強はもっぱらリビング横の和室と、それぞれがお気に入りの場所で好きなことをするので、ストレスが無くなったそうです。
家やみなさんの笑顔があたたかいのは、ここにも理由があるのかもしれないですね。
大雪が降ったあくる日、通行人の視線を浴びる中、奥様は大きい雪だるま(アンパンマン風)を作ったのです。
「自分の家の庭で何しようといいじゃない。」と無邪気な笑顔で話されていたのが印象的でした。
自分たちの空間だからこそ、何の制限もなく自由に出来ること。羨ましい限りです!!
建売やハウスメーカーにお願いすると、構造や断熱などの詳細をちゃんと分かることができないが、注文住宅の場合、自分で選べて、工事中も自分でチェックが出来たのはすごく良かった、また、分かっているからこそ住んでいてもすごく安心できて信頼が出来るんだとおっしゃっていました。
「とにかく実用的で快適でシンプルな家にしたかった」というご主人の言葉通りの家になっていると実感した呉でありました。