広島で「家づくり」のお悩みごとを丁寧に解決していく(コンストラクション・マネジメント)CMサービスです。
私たちが決めた理由
今住んでいる家は30年位前に知り合いの建設会社さんに建ててもらったのですが、結露が多く、全くメンテナンスをしてこなかったせいもあり、雨漏りにも悩まされていました。この家について、リフォームするかどうか迷っていた時に、先ずは家の状態を調べてもらうこととし、ホームインスペクション(住宅検査)をお願いしました。
もし、次に家を建てるとしたらハウスメーカーにお願いしようと漠然と考えていたところ、ホームインスペクションの方が「ハウスメーカーの家でも不備があるケースは少なくない。地元の工務店でもしっかりした家を作る力はあるので、住宅CMサービスに相談してみては?」とアドバイスを頂き、とりあえず話だけでも聞いてみようと考えたのが発端です。
実際にお会いして入札制度や、具体的な建築事例の写真を見ながらの説明を受け、家ができるまで中立的な立場できめ細かくチェックしてもらえると思い、お願いすることにしました。
家づくりに関する知識がない中で、しっかりコミュニケーションがとれて、質問や不安に対してどこまで応えてもらえるかという点は大事だと思います。
実際に工務店を決めてからは、お会いする機会が減ってくるのですが、建築期間中も直接お話できる機会があればよいのではないかと思います。
このようなサービスがもっと広まればよいと思います。
このたびは当社サービスをご利用いただきありがとうございました。
アンケートにも書かれている通り、若い頃に建てられた自宅が雨漏りに悩まされ、ホームインスペクターに建物調査を依頼したところ、地盤の不同沈下による建物の傾きなども見つかり、そのままリフォームして住み続けるか、奥さんがご親族と共有して現在駐車場として貸している土地で新築を建てるか悩んでいた状況で、そのインスペクターからのご紹介で当社サービスをご検討頂きました。広島市中区という、地価の高い場所で駐車場利用していた土地は、前面道路が一方通行で間口は狭く、奥行きが間口の3倍以上あるという「うなぎの寝床」のような形状。すでに北側に建てられた3階建ての住宅2戸がこちらの敷地側にバルコニーがあって洗濯物を干している状況もあり、家を建てるとお互いが暗い室内になってしまう懸念がありました。建築基準法上必要な、「居室の採光面積」を確保するのに、前面道路からか、裏庭を少し空けて確保する開口部しか明るさを取れないという難しい状況で、雨漏りの経験から「天窓は避けたい」という、5人家族4LDKを確保するプランはかなり難題でした。
5社の入札後、見積したプランのままがいいのか迷っていたご家族に、2社に絞られた工務店側も独自のプランを提案し、折衷案も検討しながら、建築コストを圧縮しながらでもLDKが広く使える最終案に決まりました。家族の一員のワンちゃんが少しでもストレスがないように、裏庭への導線や遊び場も確保することが出来ました。柱の直下率や耐震性能、雨漏りリスクのない建物形状など、娘さんたちがこの家を引き継いでも、半世紀後に十分快適に暮らせる家になったと思います。上棟式の時の「餅まき」もいい経験になりましたね!