広島で「家づくり」のお悩みごとを丁寧に解決していく(コンストラクション・マネジメント)CMサービスです。
お問い合わせ回答例
2017.09.17
初めまして。現在61歳で単身で家族はおりません。
無料Eメールセミナーには登録させていただき勉強中です。
現在西区の分譲マンション住まいですが、退職に伴い通勤を考える必要がなくなりましたので、ライフスタイルの変更を考えてマンションから一戸建てへの住み替えを検討中です。
マンションから一戸建てへの住み替えの理由は次のとおりです。
(1) マンションは住む上での制約事項が多い。
(ガーデニング、ペット、上の階の騒音他)
(2) マンションは、管理費、修繕積立金、下がらない固定資産税と維持費が高い。
自分なりの試算で、今後20年間で約1200万円の維持費となります。
(マンション資産価値低下も含む)
(3) 家族がいないので、資産を残すことを考える必要がありませんが、相続者(兄弟)のためにも、マンションの出口戦略を考えておく必要があります。
自分なりに考えた住み替え案は以下のとおりです。
(1) 中古住宅を購入し、リフォーム。
(2) 土地価格が比較的安い地域(例えば大竹市、可部町、白木町志和口等)で土地を購入して、機能性重視のローコストの住宅を新築。
昨日、グリーンアリーナで開催されている住まいる博で、リフォーム業者に話を聞いたところ、中古住宅リフォーム費用目安として、耐震補強200万円、水回りを含む室内リフォーム700万円で合計900万円程度とのことでした。
900万円かけてリフォームしても、現在の新築なみの性能は得られませんので、もう少し費用を足して、ローコスト住宅を新築する方が良いのではないかと考え始めました。
そこで質問ですが、25坪程度、基本付帯工事込みで1000万円とか1200万円程度の予算でローコスト住宅を作ることは可能なのでしょうか。無理であれば、最低どの程度の金額を考えておけばよいでしょうか。
特殊なケースとなるとは思いますが、アドバイスをお願いいたします。
また、貴社の資料の送付もお願いできますか。
以上、よろしくお願いします。
若本修治
このたびは弊社サービスにご興味を持っていただきありがとうございます。
西区の分譲マンションにお住まいなんですね?
マンション売却の出口戦略としてはいい立地でグッドタイミングだと思います。
リフォームでは広島で大手になったM社さんが説明された通り、中古住宅のリフォームは大した性能はアップしないのに、既存部分の解体や矯正(歪んでいる構造体の補修・補強等)など、見た目では費用を掛けたと分からない部分にも手間がかかるので、実際には1千万円で済むかどうかも不明なまま進める形になります。
私は三十代の頃、住宅リフォームのFCチェーン本部でスーパーバイザーをしていましたので、数多くのリフォーム現場やリフォーム店を見てきました。
去年は熊本地震の実態を知るため、益城町にも行きましたが、新しい耐震基準で建てられた築10年に満たない家も全壊しており、中古住宅の大規模リフォームは私自身はタッチしないという姿勢を、このサービス開始から持ち続けたことは間違いではなかったと確信しています。
従って、新築の検討をお勧めしますが、弊社サービスで注文建築によって建てるとすると、イメージされている予算では建ちそうもありません。
入札を行って見積の中身を分解・交渉しても、注文住宅で今、お客さんに選ばれて生き残っている会社は、自社の特長を生かした一定の予算のある方しか仕事を請けようとしないのが現状です。年間それほど多くの棟数をしないので、無理して受注する必要がないのです。
その状況で、施主のニーズに応えるため、現在の「住宅CMサービス広島」とは別の形の住宅供給、対応をスタートさせています。それであれば、お考えのニーズに合うと思いますが、今のところホームページにも記載せず、対応できる準備が整ったという段階です。
■対応-1 戸建て賃貸の仕様で建築
少人数入居で25坪程度の家でいいということであれば、現在当社がコンサルタントとして登録している『貸家経営塾』というグループがあり、ここでは地主向けに、従来のアパート建築ではなく、将来売却や自分の家族にも住まわせることが出来る「戸建て賃貸住宅」を安く供給できる仕組みを構築しています。
規格品でいくつかの間取りパターンがある賃貸向け住宅ですが、多少希望を取り入れても1,200万円程度にコスト圧縮することは可能です。
http://www.ohmado-tenji.jp/search_ohmado/
↑ 当社が「オーマド広島本川店」で登録されています。
■対応-2 定期借地による売り建て分譲
多数の土地を所有する地主が、すでに賃貸マンションやアパート経営で息子たち相続人には、苦労をさせたくないものの、管理できていない土地を遊ばせているケースが増えています。
このような土地を、住宅用地として借上げ、50年以上の定期借地権として、6戸~20戸程度のまとまった住宅を供給します。土地を所有せず、地代支払いで良好な住環境に住むことが出来るという仕組みです。
事例として、私の海外住宅地視察等の仲間が、福岡県糸島市で手掛けている『荻浦ガーデンサバーブ』を取材した移住サイトをご紹介しておきます。
地価の安い白木町や大竹などでもいいというのであれば、現在○○地区の地主と同様な住宅地開発の計画を進めており、地主自身も上記ガーデンサバーブを視察して、前向きになっています。分譲マンションと違って上下階に他人が住まない「タウンハウス」で、途中で手放すことも可能です。
大竹でも土地価格1,500万円程度しますので、土地を所有しないという選択肢も今後登場してきます。
取り急ぎ情報まで。
当社サービス資料は、連休明けにお送りさせて頂きます。